フードサービス業界の労働環境の改善のきっかけ

フードサービス業界の労働環境の改善のきっかけ

大阪労働局と京都労働局は8月27日、外食チェーン「まいどおおきに食堂」「串家物語」などを全国展開する「フジオフードシステム」(大阪市)が大阪府と京都府の計17の直営店で従業員に違法な長時間労働をさせていたとして、会社と各店の店長ら計16人を労働基準法違反の疑いで大阪、京都両地検に書類送検しました。

今年4月に、過酷な長時間労働を強いる「ブラック企業」対策のために、東京労働局と大阪労働局に2か所で新たに発足した「過重労働撲滅特別対策班」(通称・かとく)を設置してから、大阪の「かとく」が今回初めて書類送検しました(全国では2例目)。

送検容疑は昨年1月から8月にかけて、大阪、京都両府内の店舗の従業員19人に労使協定で定めた限度時間(月45時間)を超える月54~133時間の残業をさせ、うち社員2人については労働時間の記録を改ざんし、割増賃金を支払わなかったと見られており、また、法定の休憩時間を与えなかった疑いも持たれています。

大阪労働局は過去にも同社に対し、店舗での長時間労働の是正などを指導しましたが、改善が見られないため書類送検に今回踏み切ったということです。

事件の詳細 ← クリック

 

従来の労基法違反での書類送検は未払い残業が中心でしたが、今回は36協定を超える時間外労働や適切な休憩を与えていないことが、書類送検の大きな柱になっています。

また、対象者も会社だけにとどまらず、エリアマネジャーや店長が容疑者となっていることに「かとく」の本気度が伝わってきます。

 

多くの外食企業や飲食店から見て、タイムカードの改ざん以外は「この程度ならば許されるだろう」という感覚の範囲内かと思いますので、認識を改めさせるかなり厳しい内容です。

ただ、外食産業の労働環境の悪さというのは、「外食では働きたくない」という風潮の原因になっていますし、今後改善しなければならないことでしょう。

このような国の取り組みを一つのきっかけに業界全体で顧客満足と共にコンプライアンスや従業員満足に目を向けていきましょう。

 

 

(ご相談無料)お問い合わせ・ご相談はお気軽に

お問い合わせフォーム

ブログカテゴリ

アーカイブ

(無料)小冊子プレゼント

無料ダウンロードはこちら

メールマガジン無料会員募集中!

登録する

フォレスト社会保険労務士事務所

お問い合わせフォーム

事務所ブログ

助成金無料診断

飲食店用書式集

飲食店サポート企業

会員専用ページ

メインサイトはこちら

TOP