【飲食店経営のための心理学】他者志向的動機

【飲食店経営のための心理学】他者志向的動機

オリンピックなどで活躍した日本選手のコメント聞くと“自分を支え応援してくれた人のために頑張った”というようなものが多いですね。

「康介さん手ぶらで帰らせる訳にはいかないぞ!」という男子水泳選手の名言もその中に含まれるものと思います。

“自分の為”に頑張れることは、よく理解されていますが、“他人の為”に頑張るという心理についても、整理してみましょう!

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■ 他者志向的動機

 

他者志向的動機は、「自己決定的でありながら、同時に人の願いや期待に応えることを自分に課して努力し続けるといった意欲の姿」と定義されます。 人によっては、「自分の為だけでは挫折しやすいが、他人の為ならば頑張りが効く!」というタイプの方もいるかもしれません。

この時には、以下の流れで、上手く“自分の目的”とつなぐことができています。

 

 ◆周りの人の為に頑張って達成すると周りの人が喜ぶ ⇒ その喜びが自分の喜びになる

 ◆周りの人に喜んでもらうことを達成する ⇒ 結果的に自分の成長等になる

 

脳科学でも、他人に喜んでもらうと脳内で精神を安定させるセロトニンというホルモンが分泌されることが言われていますので、メンタルヘルスの観点からも良い動機付けの一つなのでしょう。

 

さて、これらを経営という視点で考えてみると人間関係が良い会社は、この『他者志向動機』を育みやすい環境と考えることができます。

よくベンチマークされる「いい会社」は、社長の為、仲間の為という周りに対する気持ちが事業の成長を下支えしているのではないでしょうか?

 

アメリカで、ある面白い実験が行われました。

アジア系とヨーロッパ系の子供たちに以下の3種類のパズルを与えたとき自由時間にどのパズルでより長く遊ぶかを観察したものです。

 ①自分で選んだもの

 ②実験者(先生)が選んだもの

 ③母親が選んだもの

 

 <結果>

ヨーロッパ系 ・・・ ①が断トツで長く、②と③は同程度に極めて短時間でした。

アジア系    ・・・ ③、①の順に長く、②が短時間でした。

 

この実験結果から見ると「他人の期待に応えたい!」というモチベーションが日本人は高く、個人の成果に偏ったアメリカかぶれの成果主義が我々にとってしっくりこない理由が分かるような気がします。

人事評価制度などを考えるときは、そこで働いている人たちの価値観や感性を理解することが、とても大切ですね。

 

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