【飲食店経営のための心理学】接近・回避動機付け

【飲食店経営のための心理学】接近・回避動機付け

スポーツの国際大会など日本代表が日の丸を背負って戦う場面では、いつもハラハラさせられますね。

サッカーのPKのシーンなどは、その最たるものかと思います。

実際にPKを蹴る人は、当然ゴールしたいという思いで蹴っていると思いますが、心の持ちようは人により大きく二分されます。

「絶対に決めてやる!」 と思うか 「絶対に外さない!」 のどちらかです。

それぞれの心の持ちようは仕事にどのような影響を与えるのでしょうか? 2つの違いを解説していきましょう!

 

1

■ 接近・回避動機付け

 

人間のみならず、すべての生物にある根源的な動機づけが、「接近・回避動機付け」です。

この動機付けは、名前の通り以下の2種類に分類されます。

接近動機付け

報酬、快楽、他者からの評判のように、獲得することがポジティブな

意味合いを持つものに対して接近しようとする動機付け

回避動機付け

損失、苦痛、罰則のように接することでネガティブな状況を

引き起こすものから回避しようとする動機付け

身の回りの昆虫などは、これらの動機付けだけで動いているので、とてもわかりやすいと思います。

 

この2つの動機づけを比較した場合、「回避動機付け」に人間はより強く反応することが実験でわかっています。

当然、命の危険から身を守ることが生物としては最優先されるので当然ですね。

 

ちなみに経済的な感覚においても同様で、ジャンケンをして勝てば1万円もらえ、負ければ1万円払うというゲームには、ほとんどの人が乗らないようです。

同じ金額ならば、損するリスクの方が重視されるということです。

 

これらの結果から社員を働かせるには、「回避動機付け」を使うのが得策と考えられると思います。

確かに仕事へ着手させるという部分では有効ですが、失敗したら叱られるのではないか?と過度のプレッシャーを感じながら働くことで“仕事の成果”という面では今ひとつのようです。

 

また、メンタルヘルスにおいても大きな問題があることが分かっています。

 

一方で、「接近動機付け」で指示を与える方が、内発的動機付け(自らの興味で行動する動機付け)につながりやすく、継続的な成果につながります。

 

以前、ある外食チェーンで退職者をいかに減らすかというワーキングの中で「離職率」という言葉を「定着率」という表現に変えるだけで活動の質が上がり、成果が表れた経験があります。

 

緊急性、即効性を期待するような安全や食品衛生に関する指導では「回避動機付け」、じっくりと成果を出してほしい技能習得の場面では「接近動機付け」とケースバイケースで使い分けるのが得策ですね。

(ご相談無料)お問い合わせ・ご相談はお気軽に

お問い合わせフォーム

ブログカテゴリ

アーカイブ

(無料)小冊子プレゼント

無料ダウンロードはこちら

メールマガジン無料会員募集中!

登録する

フォレスト社会保険労務士事務所

お問い合わせフォーム

事務所ブログ

助成金無料診断

飲食店用書式集

飲食店サポート企業

会員専用ページ

メインサイトはこちら

TOP