従業員が辞める本当の理由を理解していますか?

従業員が辞める本当の理由を理解していますか?

様々なところで、離職理由について調査が行われています。

それらの結果を見ると、ほとんどの場合で『賃金が低い』という理由がトップにあります。

 

これを見て多くの経営者は、「大手並みの給与は払えないから人材が定着しないのは仕方がない。」と考えてしまいます。

しかし、『賃金が低い』という理由を深堀すると、単純に額面だけでない要素が隠れています。

 

それは、“もらえるはずの賃金額より低い”というものです。

 

これを大きく分けると次の二つになります。

①自分の働きに対しての報酬(賃金)が少ない (評価の問題)

②契約とおりの報酬(賃金)を貰えない (労働契約の問題)

 

①について、分かりやすい例え話をご紹介しましょう。

あなたは寝る間を惜しんで働き、任されたプロジェクトを大成功させました。

これにより、会社は大きな利益を上げ特別賞与としてあなたに100万円支給しました。

 

更に、会社はこのプロジェクトに関与していないメンバーや週1日しか出勤しないパートさんにも100万円支給しました。

この時にどんな気持ちになるでしょうか。

 

「彼らに渡すお金があるならば、なぜ私にもっとくれないのか?」

「これだけ利益が残ったのは、私のおかげではないか?」

そして、会社に不信感を抱き退職を決意します。

退職理由は、私の貢献度に対して『賃金が低い』ということになります。

 

②についても、例えば面接の際に残業代をきちんと支給する、ボーナスがあると説明を受けたのに、実際には一切支給されない場合は会社に対して不信感を抱き退職を考えることになります。

そして退職理由は、当初の約束に対して『賃金が低い』となります。

 

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評価と労働条件の定め方を見直し、人手不足を解消

 

実体験からしても、単純に賃金額そのものを問題として退職するケースは稀です。

よって『賃金が低い』という不満に対して、「いくら増やしたらいいの?」と盲目的に捉えずに、評価と労働契約のあり方に問題がないかを考える必要があります。

 

評価について確認することは、“会社が従業員に期待することが明確になっているか?”です。

人事制度の構築のお手伝いをさせて頂くと、従業員が会社から何を期待されているかを理解していない、または認識が異なるケースがほとんどです。

これを明確にするだけで、評価の納得度は上がりますし、当然会社の業績も上がります。

 

労働条件については、“労働者を騙すような契約になっていないか?”です。

採用を有利にするために実態と異なるバラ色の条件を提示すると、採用は出来たとしても長続きしません。

自社が負担できる人件費の総枠をしっかり把握して現実的な給与体系を構築する必要があります。

「今は多くの給与を払えないが、これから一緒に会社を成長させて増やしていこう!」という方が余程、納得感と夢がありますね。

 

 

定着率を高めるために世の中のアンケート結果をそのまま理解して給与の増額に取り組んでも、根本的な離職防止策につながらないということです。

 

従業員が自分の評価に納得しているか?

従業員との約束を破っていないか?

この視点が定着率向上の大きなポイントになります。

 

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