飲食店、レストランで人事制度を導入するときのポイント

飲食店、レストランで人事制度を導入するときのポイント

人事制度についてご相談を受けることがあります。

「自社、自店舗で人事制度を導入しようと思いますが、どんな風に進めたらよいですか?」

 

外食産業はスタッフのモチベーションによって大きく売上が変わるビジネスですし、人件費が最も大きな費用の一つですから、給与をどのように設定するかということに関心の高い経営者が多いと思います。

 

この質問に対しては、人事制度は“どう作るか”よりも、“どう運用するか”による影響が大きいものですから、「従業員を巻き込んで作っていきましょう。」ということになります。

 

しかし、もっと気にかけて欲しいことがあるので、この質問をします。

「何のために人事制度を導入するのですか?」

 

最も多い回答が「会社の利益を適正に分配するための仕組みが欲しい。」というものです。

 

確かに「頑張った人に報いたい。」、逆に「頑張りが足りない人の給与は抑制したい。」というのは経営者の本音でしょうし、これに異論がある人はいないと思います。

そして、これをルール化する機能が人事制度にはありますので、利益の適正な分配の仕組みという点に関心があつまります。

 

しかし、この発想だけで物事を考えると会社が負担できる人件費の大枠の中での取り合いになりますので、誰かの給与が増えれば他のスタッフの給与が減らされるという構造になります。

 

実際に給与の分配は公平になった。

でも売上も利益も減ったというような笑えない事例もあります。

 

よって、原点に立ち返ると、何のために人事制度を導入するのですか?という質問に対して、「業績をさらに上げるために」という大命題を見失わないことが重要です。

 

人事制度を導入する際に考えることは2つあります。

①給与総額を増加させる仕組みであること(労働分配率はそのままで売上を上げる)

②給与総額を適正に配分できる仕組みであること

 

特に①を実現するためには、従業員の能力を高めることが求められますから、人事制度は人材育成につながるものでないといけません。

 

フローにすると次のようになります。

『1.人材育成』→『2.業績向上』→『3.人件費総額の増加』→『4.適正な成果配分』

 

4つ目の『適正な成果配分』を目指す前に3段階ステップがあるということですね。

 

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人事制度を導入する前にやっておくこと

 

人事制度の大きな役割に人材育成があるとご説明しました。

人事育成を考えるのであれば、求める人物像(ゴール)が明確になっている必要があります。

 

「御社の求める人物像は、どのような方でしょうか?」

簡単そうで、答えに窮する質問ですね。

 

この答えを出すには、経営理念や事業計画が必要です。

 

なぜなら、経営理念や事業計画を実現できる人物がその会社にとって、まさに求める人物像だからです。

これがないと育成もできませんし、良い採用もできません。

 

そして、求める人物像に近ければ近いほど、良い処遇が待っているという形に人事制度を設計して従業員の成長を促します。

 

一方で、経営理念や事業計画が無い状態で作った人事制度は、「会社の利益を適正に分配するための仕組み」の域を出ないものになり、人材育成や業績向上とのつながりは希薄です。

 

人事制度の構築は、社長の頭の中にある経営理念や事業計画を見える形にするところからスタートしましょう。

一度、会社に対する想いを書き出してみてはいかがでしょうか。

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